骨の発育に関する異常などの病気が原因のX脚について
- okadaminoruhome
- 2月25日
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当院施術
骨の発育に関する異常が原因のX脚について
X脚とは、膝が外側に開いてX字型に見える状態を指します。この状態は、骨の発育異常以外にも様々な原因が考えられますが、今回は骨の発育に関する異常が原因となるX脚について詳しく解説していきます。
骨の発育異常が原因のX脚とは?
骨の発育異常が原因のX脚は、生まれつき骨の形成に異常がある場合や、成長期に骨が正常に成長しない場合に起こります。代表的な疾患としては、以下のものが挙げられます。
Blount病(ブラウント病):脛骨(脛の骨)の上部が内側に曲がってしまう病気です。特に幼児期に多く見られ、早期に治療を開始しないと進行する可能性があります。
くる病:ビタミンDの不足によって骨が軟らかくなり、変形してしまう病気です。骨が曲がるだけでなく、O脚になることもあります。
骨軟骨異形成症:骨や軟骨の形成に異常が生じる遺伝性の病気の総称です。様々な種類の骨軟骨異形成症があり、X脚になることもあります。
先天性大腿骨内反:大腿骨(太ももの骨)が生まれつき内側に曲がっている状態です。
各疾患の特徴と画像
Blount病
脛骨の上部が内側に曲がる
幼児期に発症しやすい
早期治療が重要
くる病
ビタミンD不足が原因
骨が軟らかくなり、変形しやすい
O脚になることも
骨軟骨異形成症
遺伝性の病気
骨や軟骨の形成に異常
様々な種類がある
先天性大腿骨内反
大腿骨が生まれつき内側に曲がっている
早期治療が必要な場合もある
骨の発育異常が原因のX脚の特徴
小児期に発症しやすい:成長期に骨の変形が顕著になることが多いです。
進行性:治療せずに放置すると、変形が進行する可能性があります。
両側性:両方の脚に症状が現れることが多いです。
他の症状を伴う場合がある:成長が遅れる、身長が低い、関節の痛みなど、他の症状を伴うことがあります。
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